はちみつは、多数のビタミンやミネラルをバランスよく含んだ、すぐれた栄養源です。
■はちみつは効く!
はちみつは、すべての自然食品の中で一番早く血液中に吸収されます。摂取した20分後には、血液の中でエネルギー源として働き始めるほどです。しかも他の糖分と違って、身体が処理できる以上に吸収されることがありません。つまり、砂糖と同じ量をとっても、脂肪として蓄積されにくいということで、ダイエットにたいへん役立ちます。
また、はちみつには血を造るのに必要な鉄分と葉酸が含まれているので、貧血気味の方に効果があります。抗脂肪肝ビタミンと呼ばれるコリンや、老化防止ビタミンと呼ばれるパテントン酸は、肝臓を強化してくれます。
そして、はちみつの殺菌力はたいへん高く、赤痢菌で10時間、チフス菌や大腸菌も48時間で死滅してしまうという研究発表があるということです。健康に良いだけでなく保存食としても、はちみつは重宝すべき食品といえるのです。
■はちみつと民間療法
はちみつは、古くから人とともにあった食品だけに、はちみつを使ったいろいろな民間療法が伝えられています。
いちばんポピュラーなのは風邪対策。「はちみつしょうが湯」や、あとでレシピで紹介する「はちみつ大根」などは風邪に効くとして広く知れ渡っています。また、疲労回復には「にんにくのはちみつ漬」「バーモントドリンク」などが効果があるとされています。我が家では「はちみつ大根」「バーモントドリンク」が定番メニュー。おかげで風邪がひどくなる前に治るようです。
また、はちみつではないのですが、ハチの針を直接体に刺す「蜂針療法」という民間療法が存在します。自然治癒力を向上させたり、リュウマチや肩こりなどに効果があるといわれていて、医療行為とは認められていませんが、現在でも同好会があって各地で行われているそうです。これはミツバチの持つハチ毒の効果などを利用したもので、中国や日本ではハチ毒から注射用の製剤を開発したりもしました。